日常(帝王と友人)4
私の目の前に、また何者かが急に現れた。
見慣れない子供は、何故か名前のスタンドを抱えており、ニコニコと私の腹の上で笑っている。
『こんばんはおにーちゃん!僕は名前ていいます!』
DIO「名前・・・なのか?」
『はい!名前です!!』
ヴァニラ「DIO様!名前様がそちらに現れていないでしょうかっ!!」
遅れて私の部屋に来たヴァニラが言うには、どうやらスタンド能力で小さくなってしまった名前らしい。
街中でアレッシーにでもあったのだろうか、洋服はそのままでいきなりヴァニラの前に現れ、服とスタンドでなんとか名前と解る。
「[むっきゅう!むきゅうぅむっきゅう!]」
DIO「何か説明しているようだが、お前の言葉はわからん」
『あのねむきゅうちゃんは「町歩いてたら玉ねぎみたいな野郎にすれ違ってよ!名前が小さくされたんで何処かに飛ばしてやったぜ!」って言ってるよ?』
DIO「何っテレンス、アレッシーが何処かに飛ばされたようだ・・・。
いや、その前に、お前スタンドが・・・見えるのか?言葉がわかるのか?」
『うん?わかるよ?むきゅうちゃんはいつも僕と一緒にいるんだよ?』
テレンス「と言うことは、彼は生まれた時からのスタンド使いと言うことでしょうか」
ヴァニラ「ならばなぜ今の名前は信じるどころか見えもしないんだ」
目の前の少年はどうやら名前で間違いないようだが、スタンドの記憶はそのままのようだ。
何より衝撃的な事実も発覚したが、スタンド自身はどこに飛ばしたかは解っていないアレッシーの探索は時間がかかるだろう。
能力が解除されていない所を見ればそちらも無事だろう。
DIO「まぁいい、明日にはプッチも来る。昔の名前にも興味がある。
とにかくこいつの洋服を用意させよう」
テレンス「お任せください。すぐに手配いたします」
目の前の少年をどかすように抱き上げると、嬉しそうに私の顔を見てきた。
そして思いっきり髪の毛をつかまれて名前の方に引っ張られる。
DIO「なんだ名前、私の顔がそんなにも気に入ったか?」
『おにーさんは天使様ですか?』
DIO「・・・何故そう思う」
『金色の髪の毛がきれーだから!』
こいつは本当にあの名前だろうか、ニコニコと私に抱えあげられている少年を少し怖がらせてやろうと、瞳孔を光らせ牙を見せて笑ってやった。
DIO「これでも天使に見えるか?」
『!!おにーさんはヴァンパイアなんだね!!』
おいまて、何故そんなに嬉しそうなんだ、おいこら牙を触るな手を口に突っ込むな!!
満足したのか名前はスタンドの能力でヴァニラの元へと行ってお前も吸血鬼化と聞いている。律儀に違うと答えている最中にお腹が減って何か食べたいとテレンスに駆け寄って行った。
前言撤回こいつは名前だ、この遠慮のなさと乱暴さとすぐに話がそれる所はそのまま名前だ!!