日常(帝王と友人)4
毎朝のように来る名前と、そのスタンド。
しかし、今日は様子がだいぶ違った。
どうやら街中でアレッシーに出会ってしまい少年の姿、おそらくは7才だろうか、スタンドはそのままなので何とか名前と解るが、出くわしたときはクリームにこのスタンドが飛び付かなければ暗黒空間に飛ばしていた所だろう。
そうとも知らず、この少年はテレンスに用意されたホットケーキお食べながら、私のスタンドとDIO様のスタンドに話しかけている。
どうやら、自分のスタンドのように話せると思っているようだが、二人は話せないと知ると今度はどんな魔法が使えるのかと聞いてきたのだが、私やテレンスの能力は理解できてもDIO様の能力については理解できなかったようだ。
『時間止まんないよ?つまんないー』
DIO「だから、お前の時間までオイコラ待てゾンビに飛びかかるな私の命令で襲わないようにしているだけで他のやつらにはっ聞いているのか名前!」
ヴァニラ「DIO様を天使とまちがえ、吸血に喜び、屋敷のゾンビにも向かっていくとは・・・」
テレンス「本当、大人になる前の名前に何があったのか不思議なぐらいですね」
自由奔放な所はまさしく名前そのものだが、好奇心旺盛で思考がファンタジーだ。
吸血鬼の部下の私とテレンスはコウモリなのか黒猫なのかと聞かれる始末だ。
なんだかんだDIO様のスタンドが気にったようで、スタンドを戻すと怒ってしまう。
今もザ・ワールドの背中のタンクや腕の装飾等をまじまじと見てはベタベタ触っている。
DIO「っ、おい名前、ワールドをくすぐるな!感覚はっ共有しているんだ」
『かんかくがきょうゆ?』
DIO「っ!くっわ、わたしもくすぐったいと言う事だっ!」
『僕それ知ってるよ!一石二鳥ってやつだよね!!w』
DIO「WRY!このクソガキわかってやめようとしていないなっ!!」
DIO様がワールドから名前を抱き上げて引き離すと、名前は駄々をこねるかと思いきや今度は私のクリームを指名してきた。
『ねぇヴァニラ!僕がおんして!!』
ヴァニラ「Σな!?だ、だから、私の能力はお前の空間移動と違ってだな!?」
『わかってるよ、あんこくくうかんに行くんだろ?かっこいいじゃん!!僕も行きたい!!』
ヴァニラ「だからな?暗黒空間は戻ってこれるような所じゃなくて」
『してよヴァニラー!ガオン!僕もしたい!!』
ヴァニラ「・・・;」
どう対応すればいいのか分からず、テレンスに助けを求めるように視線を向ける。
テレンスは自身の能力の人形を取り出し、名前に見せると、名前の意識は完全にそっちに向いた。
『わあ!!お人形さんがしゃべってる!!ねぇねぇピノキオは!?ピノキオはいるの!?』
テレンス「そうですね、この子とか近いでしょうか」
『すっげえ!ピノキオだ!!鼻伸びるかな!!』
DIO「くっくっくっ、名前の移り気の早さに助かったなヴァニラ」
まったくですDIO様。
くそう、早く見つけ出して元の姿に戻さねば。
もとの名前もなかなかの曲者で合ったが、どうもこの姿の名前はそれ以上に手に負えない。