侵略者
そして休日になるとお父さんが屋敷に帰ってきた。この日は晃とダニーとも遊ぶ約束をしていたからその事を伝えると、僕らが仲良くなっていることをとても喜んでくれた。
ジョナサン「行くぞダニーッ!」
ダニー「ワンワンワン」
ダニーに合図をして僕の靴を遠くまで蹴飛ばすと、靴を空中で華麗にキャッチして僕の元に戻ってくる。
そして僕が足を上げたままでいると、ダニーがその足に僕の靴をはかせてくれた。
『すごい!僕も やりたい!』
晃が目を輝かせて僕を見てくれる事に誇らしい気持ちになった。
いくつかコツを教えてあげて、片足を上げる晃を、倒れないように後ろから肩を支えてあげると僕よりは飛ばないけどうまく蹴りあげる事ができ、ダニーが嬉しそうにキャッチして戻ってきた。
ボクシングの時から部屋で塞ぎ込んでいた僕と一所に遊んでくれた晃。
もし晃と遊ぼうと思って河原に行かなかったら、今の僕には外に遊びに行く友達なんていなかったから、エリナとも出会わなかったかもしれない。
だけど、次の日あったエリナは様子がおかしかった。エリナを見かけて声をかけても、僕を避けるように反対方向に走って行ってしまった。
ジョナサン「あ、エリナ待って」
エリナ!どうしたんだ!?なんか変だぞ、会ったとたんのこの態度は!?いったい何があったんだ?
「見ろよジョジョの情けねぇ姿を!ウヒヒヒヒ」
「おい言ってやれよ。なぜ彼女があんな態度を取るのかをよ!」
「やだよ 俺 ジョジョが悲しむ姿を見たくねーモンッ!ウヒャヒャヒャヒャ!」
ジョナサン「お・・・おまえら・・・
エリナに何をしたーーーッ」