ディオ「それとも人間が猫に変身していたのか?」

『???///』


返事が返ってこない男に再度問いかけると耳を伏せて困ったように首をかしげた。
言葉が理解できないのか?
晃は理解できていたはずだ、ならば晃でない?
だがこのしぐさと間取っている愛らしい雰囲気に何故か警戒心が解かれていく。
手短な布を引っ張って腰に巻きつける晃に人間らしい猫を思い浮かべると自然と笑みが戻ってきた。


ディオ「なんだっていい。君が無事ならそれでいい」

『aっno・・・deokun?』


俺が晃に抱きつくと晃が俺の腕の中で猫に戻った。
そのまま前に転ばないように踏ん張ると、晃は疲れ切ったようにぐったりとしていた。

ディオ「猫に・・・戻ったのか?」

『にゃぅ』

ディオ「・・・晃?・・・おい、晃!?まさか死っ」

ぐぅううう〜

ディオ「・・・まったく」


意識を失ったと思った晃のお腹が盛大になった事に思わず笑ってしまいながらも、店の中にいったん戻り腕の手当てをする。
男どもを縛り上げ警察にでも突き出せばそれなりの金をもらえると、他のやつらに後の事を任せ、晃と自分用に干し肉とパンをもらって自宅に戻った。

その帰路でいくつか思った疑問をYesかNoで答えられる範囲内だけ晃に聞きいた。
この魔法のような現象を頭の中で整理し、丁度予定もないので詳しい事は明日聞くことにして今日はゆっくり休むことにしよう。



前へ | 次へ 2/3ページ

総合ページ 31/131ページ

↓URLリンク修正すること[戻る] [HOME]