『ありがとう、おねーさん!』

「まぁ、お上手ねっ」
「あなた、さっきのディオさんの弟さんよね?
よかったらお兄さんの事私たちに教えてくっれないかしら?」

『??(モグモグ)』

「私たちね、お兄さんと仲良くなりたいのよ」
「そうそう、だからなにが好きなのかなーとか知りたいのっ。教えてくれないかしら?」


身長差のせいかしゃがんでくれるとただでさえ刺激的なドレスがっ、余計に胸が見える。
男の性か視線がいってしまうので、慌てて顔をそむける。


「あら、恥ずかしがり屋さんなのね」
「さっきも隠れていたものね?」

ディオ「弟が失礼な真似をして申し訳ない」

「あらっ///」
「いえっとても可愛らしいですわっ///」


僕が困っているとおにーちゃんが登場!急いで後ろに隠れるが、折角ケーキも取ってもらった事だし、僕もぜひ彼女たちにおにーちゃんと仲良くお友達になって欲しい。
お友達は多い方がいいからね!少しだけ顔をのぞかせると、二人とおにーちゃんも僕の方に視線を向ける。


『あのっ』

「?」

『僕、こんなに綺麗なおねーさんとお話しするのはじめてで、上手くお話できなくてごめんなさい。
仲良くしてくれると、とても嬉しいっ』

ディオ「!!?」

「まぁっ」
「なんて愛らしいんでしょうっ」


おおお、上手く通じたのだろうか?いかんせん上手く発音できる英単語しか選べないからレパートリーは少ないけど。

「よかったら私たちともお話ししませんことっ?」
「私も仲良くなりたいわっ晃君っ」
「こっちにもデザートがあるのよっ」
「私の父は先生をしているから英語を教えてあげるっ」
「ねえねえ、デイジーおねーさんと呼んでみて」


急におねーさん達が集まり出したんですけどっ!?え、何!?僕嫌われてない!?
え、でも、こんなに迫られると軽く人間と話す事が無かった僕としては怖いんですけど。


『はわわ、美人さんがいっぱい』

「「「きゃあっvV」」」

ディオ「すいません、弟は何ぶん素直なもので」

「まぁっ///」


そんな女子たちをおにーちゃんはこなれた感じにさばいていく。
一度に大人数相手に出来るおにーちゃんは凄いと思うよ。この歳でこんな感じだと大きくなたったらバレンタインデーとかにチョコ貰いまくるんだろうなぁ。
・・・チョコ貰うのって日本だけだっけ?

そんなこんなで、再度一段落して、ボーイさんに飲み物を貰い、僕はおにーちゃんとテラスに出て休憩。
空はもう夜になっていて星が綺麗に見えた。


ディオ「どこでそんな殺し文句をおぼえたんだ?」

『え?(telling phrase ってなんだ)』

ディオ「天然か?それとも晃はこういった女が好みなのか?
誰が一番美人だったと思う?」

『よくわからないけど、僕はおにーちゃんが一番綺麗だと思うよ』

ディオ「・・・そうか」


あれ、その飲み物にお酒でも入っていたのかな、おにーちゃん顔が真っ赤だよ?




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