SW「あぁっ焼けながらッ組織が再生しているっ!不死身の理由はこれかぁッ!」

ジョナサン「この火ではっ倒せないっ」


体中炎に包まれ、細胞組織が燃やされていながらもディオは俺たちを攻撃してくるっ!


SW「くっあぁっグフッ!な、何を」


瞬間!襟をつかまれ、体を後ろに投げ飛ばされる。
猫を抱えたまま体制を戻し、急いで起き上がるとすでに目の前には炎が広がっていたっ!!


ジョナサン「逃げろスピードワゴン!君はもともと無関係の人間だ!
だが、君に最後に一つだけ頼みたいっ!!

弟を・・・たのむ」

SW「!!(なんて悲しそうに、しかし愛おしそうな目でっそんなにもこいつがっ)」


そう言うと、ジョースターさんはディオが投げた炎をまとった机を、剣を床に刺すことで受け、その剣に乗って二階へと飛びあがった。


SW「上へ逃げちゃあだめだッ!火が邸中に広がるぞ!うあぁッ!!」


そんなジョースターさんを追う事を拒むかのように目の前の炎は威力を増していくっ。
ジョースターさん、何を考えているんだっ


ジョナサン「上がって来るんだ!ディオ!!」

ディオ「ふん」

ジョナサン「ディオ、君を!君のその力を!世の中に放つわけにはいかない!!」

ディオ「仲間から注意をそらすために俺を誘っているのか。
よかろう。この火傷、お前の命を吸い取って治す事にするぞ!
それからスピードワゴンとか言うカスを殺し、晃を返してもらおうっ!」

SW「ジョースターさんっ駄目だっ!うああっ!」

ディオ「無駄無駄無駄ッ!!この程度の高さなら飛び降りても何ともないのだよォ!
逆に火と高さに追い詰められたのは貴様だァ!」


爆発がおき、黒猫と一緒に俺の体は屋敷の外へと吹き飛ばされた。
この俺を、俺たちを逃がそうと脱出不可能な階上へ行ったのかっ!?
見上げればジョースターさんは屋敷の屋根の上に!!


SW「ジョースターさん・・・いったい・・・。
まさか!まさかそんな!駄目だっ駄目だそんなことぁああ!」


ディオ「URRRRRRY!KUA!」

ジョナサン「(背後からっ!!蹴り!!)オオオウアアアッ!!」

ディオ「(刺さっていた槍で受け止めたかっだがその程度の力で防ぎきれるものかっ)
エエイッ貧弱貧弱ゥ!!」

ジョナサン「(僕の青春は、ディオ、晃。彼らとの青春!これからその青春に決着をつけてやるッ!)」


ジョースターさんはこう考えているもっと強い火力ならとッ!
あの魔物の回復力が追い付かないほどの火力ならディオを倒せるとッ!
そのために、屋敷に火が広がるまで待って屋根に上ったんだッ!
良くて相打ちッ!!己の命を犠牲にしてっ俺たちを助けたんだ!


SW「やっ・・・やめろォオオオオオッ!!」


自分もろともっこの屋敷ごとディオを焼き尽くすつもりだーァ!
だからこそ、この大切な弟を俺に託しっ・・・・。
や、邸がッ邸が炎にのまれ崩れていくッ!!なんて運命だ!なんてことだ!
しかし、そのさなかジョースターさんの体が不飛ばされたのか窓から俺たちの元に降ってきたッ!!


SW「あぁっじょーすたーさんっ」

ジョナサン「う・・・ぅ、とうさ・・・晃・・・」

SW「生きている!生きてるぞッ!この人は勝ったんだああああッ!」



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