ディオ「十六世紀、エリザベス一世暗殺をくわだて、斬首の刑に処せられた悲運の女王メアリー・スチュアートに仕えた獰猛な騎士たちよ!!
後始末!この無地ケラどもの駆除はお前たち二人にまかせるぞ、好きにしろッ!!」

SW「ゆ、指一本で岩を持ちあげただけじゃなく壊しやがった!」


いきなり現れた敵によって地面ごとジョースターさんが持ち上げられ、その岩を崩されたジョースターさんは足場をなくされ地面に飛び降りる。
現れたゾンビは二人ともまるで目にも入らないかのように俺らの方へ顔すら向けず、ジョースターさんの方へと向かっていっている!!


ツェペリ「あのゾンビども、二人ともジョジョへ!
む・・・無理だッ!今のジョジョでは二対一では勝てん!こ、この腕に血液さえ通えばッ!!」

SW「通ったらどうなる?」

ツェペリ「晃程ではないが、波紋法で少しは傷を癒せる。
何とかこの腕を溶かす方法はないか〜」

SW「ツェペリのおっさんよォ!溶かせばいいんだな!その凍った腕をよォ!」

ツェペリ「な、何をする気だ!」

SW「これならどうだーっ!!」


俺の服をめくり、ツェペリのおっさんの凍ったように冷たい腕を自身の腹に直接当てる!
ボジュウウと氷がどける音なのか、俺の肉が凍る音なのかもわからぬ音が立ち、極度の温度差から目の前に蒸気が立ち込める。


ツェペリ「スピードワゴン君!」

SW「極寒地に住む奴らはよぉ、凍傷にかかった時!アザラシの体内に入って治していたぜ!」

ツェペリ「スピードワゴン、君ってやつは・・・」

SW「俺はよ!あんたやジョースターさんの足手まといになるために付いて来たんじゃねーゼ」

ツェペリ「わしは君を軽んじておった、いざという時に逃げ出す男だと・・・すまなかった!」

SW「礼は戦いが終わって生き延びてから言えってんだ」


俺がツェペリのおっさんの腕の氷を体温で溶かしている間に、ジョースターさんが黒髪の男の頭髪に右腕をからめ捕られた。
関節を固められ動けないでいる隙に、ジョースターさんを襲うもう一人の大男が自身の剣を抜いた!


ツェペリ「は・・・はやく傷をいやし戦う状態にせねば!」

SW「な・・・なんてこった・・・。お、俺の氷の火傷の痛みも忘れてしまうほどの戦慄ッ!
ジョースターさんの195cmの体が小さく見えるほどのビッグサーベル!得体の知れぬ黒髪!!
それにあの二人の面構え!トンネル内で戦ったメス使いのようなただのゾンビじゃねえ!
何かを秘めている!多くの人間を見てきた俺にはその圧倒的な何かを感じるッ!!」


くそ、思いたくもねぇのに思っちまうぜ。
ここに晃さんがいてくれたら、ツェペリのおっさんの腕をすぐに回復して、ジョースターさんの加勢に入れるのによォ。
この俺じゃあ、加勢はおろか自分の体温を使って少しでも早く腕の凍結を溶かすしかできる事はねぇなんてッ!!

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