序幕
SW「晃さん・・・で、間違いないかね?」
『う・・・うん。でも・・・スピードワゴンさん・・・ですよね?』
SW「あぁ。あの事件から、もう大分年がたってしまいまして・・・」
エリナ「晃・・・」
『エリナ・・・』
こんどはエリナと再会のハグをする。何故だろう、記憶ではついさっきの事なのに、体は随分久しぶりに感じる。
二人とも姿は変わってしまっているが昔のままだ。
よく見れば一目でよくエリナだってわかったな僕、いや今も美人だけど。
昔・・・なのか。
不思議な感覚だ・・・本当に生きているのかさえも良く解らない。
『・・・(兄さん達は・・・なんて聞けないよね)』
エリナ「晃っ・・・晃、晃」
SW「・・・・・・晃さん、あの日っ」
『言わないでっ』
涙しながら僕が目覚めた事を喜んでくれる二人に、兄がどうなったかなんて聞けない。
聞きたくない。
嫌だ。
『僕の中で・・・まだ兄さん達は生きているんだ・・・ごめん』
エリナ「いいえ、謝ることなんてないわ。きっと、ジョナサンもディオも、生きている。
だって、貴方からは二人の命を感じるもの」
『エリナ・・・』
僕のために、嬉しそうに「二人」の名前を言ってくれるエリナに、心が締めつけられた。
少しずつ落ち着いてきて、二人から現状を教えてもらう。
どうやらもうこの二人とストレイツォさん以外は無くなっていて、エリナには実は息子がいて、そのまた息子がさっきのこのジョセフだそうだ。
『そっかー、息子がー・・・Σ息子!?///』
エリナ「なっ晃っそんな大きな声で驚かないでっ、恥ずかしいじゃない///」
『え、だって、え!?///
(わー、新婚旅行で二人っきりにしようと頑張った僕の努力のかいがあってよかったわー///)』
SW「ジョージさんの名前を頂いて、ジョージ2世。
そして、あの時助けたご婦人と、その赤子、エリザベスがジョージと結婚したんですぜ!」
ご婦人と赤子についてはそう言えばついでに運んだような気がする。
失礼かもしれないがぶっちゃけせっぱつまってたので覚えてない!!
そ、そりゃこうして孫がいることはうれしいけどちょっと恥ずかしい///
でも恥ずかしがってるエリナは、おばあちゃんになってもやっぱりかわいいな。
『で、そのジョージ二世君とエリザベスちゃんは?』
エリナ「二人は・・・」
あ、また僕KY発言ですか。ごめんなさい。まじごめんなさい。
SW「実は・・・」
ジョセフ「ねえ!猫さん!!お洋服いっぱい持ってきたよ!!」
『Σほおっ!!』
エリナ「有難うジョセフ、さっそく着せてみましょうね」
ナイスタイミングだ少年!!
しかしさっきから色々気になる言葉が飛び交って、え、猫さん??妹???誰????
しかもエリナさん、その手に持っているのは女の子用のドレスではないでしょうか!?
え!?まって目覚めてそうそう女装!?????
『え、猫さんて!?妹って?!』
SW「なんだ、気付いてないんですかい?もともと猫の姿で眠ってたんですが、今も猫耳としっぽは生えてますし・・・。
その///か、からだが・・・///女の子です・・・///」
『え・・・え!? Σっ!?!?!?///』
ワゴンさんに言われて頭を触る、耳がある、背中にしっぽも当たってる。
なるほど猫さんだ。
胸を見る、が、まだ小さい、股を・・・。
『っあうあぁっ///』
SW「っ///」
エリナ「さぁ晃、レディが何時までもそんな格好でははしたないですよ?」
うわぁ、いつぞやのドレス選んでる楽しげなエリナそっくりだー。
じゃない!!なんか楽しそうにわらってまぁ可愛いなもうっ!!
まさかこんな時に女装フラグ回収しなくてもいいんですけどー!?///
『(あ、この場合僕女の子だから女装とは言わないか!)←混乱中
あっあああああのっ!?』
エリナ「さあさあ、男性は出て行ってくださいね?」
ジョセフ「またね猫さん!」
少年がワゴンさんに連れられて部屋に出て行きました。
あぁ、僕もそっち側に行きたいです(泣)