了平さんに借りた本を返すために放課後京子ちゃんの家に寄ることにした。
家につくとちょうど京子ちゃんが出てきた。


『こんにちは』

京子「名前くん?」

『了平さんに借りた本返そうと思って』

京子「学校で渡してくれればよかったのに」

『六冊は重たいから女の子に持たせられないよ。了平さんは?』

京子「わざわざありがとう。お兄ちゃんならロードワークに行ってるよ?私はこれからツナくんにこの本を渡しに行くところなの」

『そっか、一緒にいっていい?』

京子「もちろん」


一旦了平さんの部屋に本を置きに行き、京子ちゃんと一緒にツナくんの家に向かった。


京子「お兄ちゃんとっても喜んでたよ?ボクシングの魅力に気づいてくれて嬉しいって」

『本当、ボクシング好きだねお兄さん』

京子「うん。でもあまり回りを巻き込まないでほしいなぁ」


京子ちゃんはそう言いながら苦笑いをする。
迷惑というより心配なのだろう。


『ふふっ京子ちゃんたちは仲がいいんだね』

京子「?うん!」




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