荷造りも終わり、後は名前達がトラックへ乗り込むだけとなった。


惣「元気でね恭弥君」

烈「体には気をつけてね?あまり無茶しちゃ駄目よ?」

雲雀「はい、ありがとうございます。皆さんもお元気で…」


本当は引き留めたい。だけどこの人達に迷惑はかけたくない…


烈「じゃあ先に行ってるわね」

惣「お別れがすんだら来なさい」

『はい、お父さん』

雲雀「名前?」


なんかいつもの元気がない…

惣さん達がトラックへと行ってしまった。


雲雀「名前も…元気でね」


引き留めたい引き留めたい引き留めたい引き留めたい引き留めたい……


『うん、恭くんも元気でね!』

雲雀「…うん」


元気がないと感じたのは気のせいだったのか。
名前は明るく別れを…

明るく…?


ポロッ


雲雀「名前!?」


泣いて…る?


『ごめっ、別れる時は笑ってようってっ、きめたのにっ、ごめんねっ』


いつもちゃんと出来てたのに…と言いながら途切れない涙を拭う。
一番に引っ越しを僕に伝えたのは心の準備をするためで、逆の立場なら一番に伝えてほしいから…
そして当日になって僕が悲しまないように…



雲雀「っ…」


あぁ、君は…


雲雀「名前…」

『うっ…くぅっ…恭くんっ』


本当は僕より…


『離れたくっないよっ…』


大人だったんだね。




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