5 信頼
巧美「うらっ」
ゲシッ
正宗「とりゃ」
ドスッ
『はっ』
バシッ
『恒さん!!そっちにっ』
恒「ひ……
いやああああああああ」
ドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドス
「あだだだだだだだだだだだだだだ」
正宗「恒ちゃんストップストップ!」
巧美「素人は加減を知らねえから怖いよなあ」
『とりあえず無事でよかったですι』
巧美「しっかし…なんなんだコイツら?次から次へと…」
恒「やっぱ…ソレ狙い…ですよね。わたしといてよかった…」
正宗「いったい俺たちはどんだけヤバい物を運んでんだ…?」
恒「『ウウ…』」
巧美「てゆーか見ちまえ」
恒「『躊躇ゼロ!!』」
パコ
でろん
『…フィギュア?』
正宗「何……!?ああッッ!気をつけろ巧美…!」
びくん
正宗「その人形に素手で触るな!!」
巧美「!…何故!?」
『放してください巧美さん!!』
ぱっ
巧美「ヤベゆだんした」
恒「兄さん!!」
正宗「それは…フィギュアに手の脂がつくと…塗料の質が落ちるから!!」
ゴスッ
『…ハァ…なんだ…』
正宗「うーむ既存のゲーキャラやアニキャラではない。どうやらこれを作った原型師のオリキャラのようだゼ…アルミ切りだしてまつげと髪のハネ…シルバーにクリアオレンジのゴールド塗り。スジ彫りのない模様の塗りわけも見事だこの仕上げ…素人じやねエな」
『???』
恒「だゼ…じやないですよ。何でそんなんわかるんですか」
巧美「ものすげえ勢いでダメ人間っぷりがバレてってるぞ正宗。
とにかくブツがなんであろうと仕事だしな…なんでこんなに追手が来るのかわからんけどとりあえず運ぶかホレ返せ」
正宗「いや狙われるのも納得の出来だぞ」
恒「真顔でアンタ」
…兄さんと#name1#君があそこまで信頼を寄せてる正宗さんの…これが正体?
ちょっとダメっぽい。いや…でもシュミだけで人を判断しちやいけないよな。アニメ・ゲームフィギュア好きのアイドルマニアでも実はスゴイ人かも…
巧美「オイ行くぞ」
正宗「…巧美…思ったんだがその人形な俺なりに考えてみたんだが…」
恒「あっやっぱりちやんといろいろ考えてた!」
正宗「ピンチになったら等身大になって動きだし持ち主を助けてくれる魔法のフィギュアっ娘なんじやないだろうか」
シュゴー
巧美「そういう妄想を思いついても現実世界では口にするなっていつも言ってるだろ!!出していいのは日記の中と自分のHPのなかだけ!!」
正宗「だ…だってこういう展開ならそうとしか考えられないじやないか!!」
『そうとしか考えつかないって…』
巧美「そうとしか考えつかないあたりですでにヤバイと気付けえーー!!」
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