【腐向け】IFの世界について妄想してみた【シュウレイ】


アニメ見て見事に長男次男にシュウレイにハマッタ!
何だあの萌え兄弟は。しかし、アニメを見てる限りではカールハインツとリヒターのカール×リヒターに悶えたんだが?
誰か書いてくれないかな?むしろ、同志はいないのかね。

でも、私はディアラバのゲームはしたことありません。アニメを見ての、本当に妄想です。

内容としては、シュウレイだけれども、IFの世界でもし、レイジがシュウの大切なものを壊すのではなく、愛される、必要とされることを諦めてしまった世界なら、と言う妄想です。IFと言う屑籠の勝手な妄想なので、キャラの性格も多少変わってくることでしょう。
レイジが諦めてしまうので、ベアトリクスは生きてます(たぶん)。

ココまで、あぁ駄目だわぁ、無いわぁ、と言う方はバックボタンOR電源ボタンを押して、このページから逃れてくださいね!!




















初めにシュウに出来た人間の友達の村に火を付けて、壊した。
シュウに愛情を注ぐ母様を、殺した。
沢山の、シュウの大切なものを壊して私は笑って・・・。

「・・・っ!!」

目が覚めた。それが、夢であることに安堵しそして、夢であることに恐怖を覚えた。
クソッと、レイジは悪態をつくと、水をコップに汲むと、それを煽った。
はぁ、と息をついてそのグラスを叩きつけるようにサイドテーブルに置く。
衝撃でグラスは割れて、レイジの手から血があふれた。
その痛みと、血の匂いに正気に戻ってこられた気がする。

「レイジ、どうした?」

血の匂いを嗅ぎつけてか、シュウが音もなく現れた。

「勝手に部屋に入るなと、いつも言っているでしょう」
「今はそんなこと、どうだっていいだろ。それより、どうしたんだレイジ」

俯いてシュウと顔を合わせないまま、レイジが答えると、シュウはその顔に手を当てて、自分と向き合わせようとする。
シュウと顔を合わせずに会話をするのは、いつもの事で、シュウのその動作もいつもの事だった。

「別に何でもありません。迷惑です。出て行きなさい」
「何でもなくないだろう。何でもないなら、何でガラス何て割ってるんだよ」

と、レイジの手を取って未だ握られたままの拳をゆっくりと開いていく。
その事に、レイジは特に抗わない。この兄に抗うことがどれほど無駄な事か知っているからだ。
レイジはあきらめてしまっていた。
レイジの物心ついたときには、もう母からの関心も愛情も無かった。父であるカールハインツでさえ、レイジよりもシュウだった。どれだけ頑張っても、勉強をしても、兄であるシュウには適わない。
シュウは特別だった。勉強も、勘の良さも、運動神経だって何をしても、卒無くこなして努力しても追いつけない。正に、天才と言うべき兄だった。
何を言っても、無関心な母、無邪気なのに天才で母からも父からも愛されている兄、滅多に帰ってこない、父。
全てに、疲れた。だから、もう何にも期待しない。それらを、普通と受け止めて、関わらなければいい。
レイジは愛されること、望まれることを諦めてしまった。
父を嫌い、母を嫌い、元凶ともいえるシュウを嫌い、そして逃れられない逆巻の血を呪った。
なるべく、兄弟の誰とも関わらないように過ごし、逆巻の家を出ていくつもりでいる。
だがそれを、父や兄が許さない。そんな父や兄に逆らえない自分を嫌った。

「血は、止まっているみたいだな」

と、シュウはレイジの手に残ったガラスを取り去ると、その傷を舐めた。
チリっとした痛みが走り、レイジは無意識に顔をゆがめた。

「もったいない。無駄に血を流すな、レイジ。余計なものまで呼び寄せる」

と、シュウは閉ざされた扉を見据えて言う。扉の向こうで、やべっ、という声と共に足音が数個聞こえてきた。
それを横目に見ながら、はぁ、とため息をついた。

「もう起きます。着替えるので、出て行きなさいシュウ」
「・・・そうか。また、後でな」

シュウは、レイジが少しずつ諦めていく様子から、何かを感じ取ったのだろう、レイジに構うようになった。
まるで、手遅れにならないように、少しずつ少しずつ元に戻るように。
けれど、レイジの心は離れていくばかり。それはそうだろう、そうなる元凶がシュウなのだから。

「・・・ふ、はははっ」

シュウが出ていくのをそっと確認して、レイジは笑った。
静かに、自嘲するように。

「いっそ、夢のようにすべて、壊してしまえば・・・」

良かったのに

とレイジは音もなく呟いた。
けれど、ふと思う。夢の中の自分は、なぜシュウの大切なものを壊していき、シュウの怠惰な姿さえ見て満足したというのに、シュウ自身には手をかけなかったのか。
しばらく考えて、考えた結果をバカな、と嘲笑った。

「・・・あの男を、私が愛していたとでも?」

その問いに、答え何て返っては来ないけれども、レイジはバカな考えだと笑った。

















「・・・それでも、俺は」

シュウは、レイジの部屋を出ると、その扉にもたれかかり、何かを呟くとフラフラとどこかへ消えてしまった。

END









シュウレイで、こんなお話しあってもいいんじゃないかって思った。本当はもっとレイジの性格変えようかとも思ったけど・・・だってレイジ可愛いじゃないか!!勤勉無礼なあの態度が可愛いんだよ!!

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