トオル「『この船が来てくれること、ずっと楽しみに待ってました。また人と話せるように、本を読んで、勉強して……。力なんてなくても、得なことなんてなくても、この気持ちを貰えるだけで、わたしは幸せです。だって、ひとりじゃできないことですから』」
三咲「『君がずっと待っていたものは、ここにあるんだよ』」
三咲「『千里ってさあ……、どうして生まれてきたのかなあ?何か意味はあるのかなあ?……あぁそっか!このとめどなく湧き上がる加虐心の発散場所として存在するんだね、ありがとう千里!』」
秋乃「『はあ……どうしてこうも地球は広いんでしょうか……移住したい……畳8畳くらいの世界に……』」
秋乃「『いったい誰がこんなものを結賀さんに渡したんですか……!死神に鎌を渡したのと同じですよ!?絶対僕にも使われる……!!うぅ……っ、もういやだっ……』」
冬己「『まだ船の生活に慣れていないんだろう。無理はするなよ』」
冬己「『駆、やめろ!それ以上やると、また千里が部屋から出てこなくなる!!』」
あやね「『私の代わりはいないの。それなのに、私がへばってたら、みんな不安になるじゃない……!』」
あやね「『……歳の近い女の子なんて、今までそばにいなかったから、こんなとき……なんて言えばいいかわからないわ……』」
アオバ「『俺のもとに来なければ船を落とす。これは命令だ』」
アオバ「『この俺が不器用だと?見ろ、美しい卵がゆを。俺でなくてはできないものだぞ』」
朔哉「『もう今日は休もう。あんまり無理をしてはいけないよ』」
朔哉「『わかってるよ。でもね、一月に何かされたら言うんだよ?護身用の小刀持ってる?』」
楓「『部屋がないなら俺のところ来ればいいんじゃない?女の子1人くらい全然余裕だよ、俺の布団は』」
楓「『やだな、そんな怖い顔で見ないでよ。朔ちゃんは普段はそんなことないけど、お嬢さんのことになるとすーぐ怒るよね』」
都「『……私は、この力が嫌い。こんなもの、なければよかったと思ってる。奪うことはあっても、与えることはない力だから』」
都「『苦しかった。泣きたくなった。でも、嬉しい気持ちもあった。あんなふうに人に想われたら、嬉しいと思う』」
司「『……オレは「世界」だろうがなんだろうが、人の言いなりになるのは嫌いだ。世界平和とやらにも興味はねェ』」
司「『な……なんだよ、変な顔しやがって。……っ、か、勘違いするなよ。間違えただけだからな』」
ハナ「『そうだね。楽させてもらってるよ。ここにいる子たちは、みんないい子たちだから。君も、早くみんなと仲良くなれるといいね』」
ハナ「『年下の女の子を「監視」っていうのは、あんまりいい響きには聞こえないけど……みんなで話して決まったことなら、従うよ』」
司「『よしよし、人数増えるのは良いことじゃんか!みんな紹介するから来いよ!』」
司「『はあ……やべぇ……これ絶対終わりだよな……嫌われちまったんだよな……そうだよ!なあ、駆!嫌われもん同士仲良くしようぜ!』」
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