人定

*花緑 桃青

デフォルト名:花緑 桃青(かろく とうせい)


 非力な女でありながら刀を取るもの。
 驚くことに死者がひとりも出なかった最終選別の年に入隊。
 女であるため技の威力は言うまでもないが、とにかく覚えがいいので将来優秀な育手になることを期待されているらしい。本人は消極的。
 風の噂によると出は藤の家紋の中でも大きな家らしく、鬼殺隊の資金面において重要な役を担っているとかなんとか。

 その実態は平成後半から令和の始めを生きた記憶をもつ転生者であり、今世生きている世界の物語鬼滅の刃を知る者。といっても、とある出来事や年月の経過により記憶は断片的である。

 時代にそぐわない記憶を断片的とは宿した幼少期、裕福な家でそれなりに幸せに過ごすが、上記のとある出来事によりはっきりと記憶が覚醒するとともに鬼殺隊入隊を決意。以後、水の呼吸と雷の呼吸ふたつを修めた。元鳴柱の桑島慈悟郎と元水柱の鱗滝左近次のふたりに師事したが、義勇とは最終選別時以前の面識は無い。
 鬼殺隊入隊後のある時、東京府から離れた県での長期任務の際、花柱胡蝶カナエに遭遇。花の呼吸を習う。
 原作軸に突入し炭治郎が鬼殺隊入隊を果たした頃、任務で仲間を庇い三ヶ月の昏睡に陥る。

風采


 自身を事ある毎に死に損ないと称する。
 上記に述べたように元鳴柱の桑島に師事し雷の呼吸をすべて修めているが、同時に他の呼吸を修めどれもを戦闘に使用しているために純粋なものではなく、正統な継承者足りえない。
 戦闘スタイルとしては型に忠実なため堅実であり、とても安定している。本人としては伍の型を極めたいと思っているとか。
 口癖は「連帯の握手をしよう!」
 ちなみに上記のとおりの口癖だが、得意とするのが居合術のため結果的に本人はまったく連帯しない。

 黒髪青目。緑青。深い夜のような瞳をしている。長髪を高めの位置で結い、緑青ぼかしの露芝模様の羽織に霞柱と同じような袴式の隊服。結紐は貰い物。

大正コソコソ噂話


 桃青はとても服のセンスがないらしいですよ! これも噂によると、普段は家の者が用意してくれるからだとか。お金持ちですね!