本編終了後の小話(台本形式)


【原と花宮】

原「楽しく研究してたんでしょ?死んだことにしてよかったの?施設はもうつかえなし、研究は途中なのあるっしょ?」

花宮「データは全部頭に入ってるし、研究施設は古橋と瀬戸に用意させるから問題ない」

原「さっすがぁ!」

花宮「お前も手伝えよ」

原「俺理系じゃないんで」

花宮「は?」

原「は?」




【山崎と花宮】

山崎「今食べたいものはなんだ?」

花宮「チョコレート。カカオ100%のやつ」

山崎「いっつもそれだな……他になんかないのか?」

花宮「……強いて言うならお前の手料理?」

山崎「花宮……!!これから毎日作るわ」

花宮「いや、それは別にいい」

山崎「なんでだよ!」




【古橋と花宮】

古橋「また一緒に過ごせるようになって感激だ」

花宮「言っとくが、一緒には暮らさねぇからな?」

古橋「すまないが意味がわからない」

花宮「今後お前が用意するのは2つ。俺が1人で住む家とそこそこの研究施設だけだ。前も言ったよな?」

古橋「俺と花宮が住む家?」

花宮「俺が"1人"で住む家。何度も言わせんなよバァカ」




【瀬戸と花宮】

瀬戸「そういえば、具体的になんの薬つくってたの?」

花宮「組織が目指してたのは不老不死」

瀬戸「それはまた夢物語な薬だ」

花宮「人が10歳若返る薬は完成させた」

瀬戸「……まじ?」

花宮「まじ」

瀬戸「世の中に出回ったら世界が混乱しそうだね」

花宮「もうちょい後で流行らせようかなって思ってるわ」






なんだかんだ言って原は花宮の研究を手伝うし、山崎はよく食事を作るようになるし、古橋は半分くらい住み着くようになるし、瀬戸は一緒になって不老不死の薬を作ろうとする。

10歳若返る薬は3年後くらいに表に出て世間で騒がれるようになるし、薬を見た灰原だけが花宮の死を疑います。