おかしの国へは歩いて向かうことになった。
その途中で声をかけられた。
「ねえねえキミたち何処行くのー?」
木の上を見ると猫耳が生えた男の子がいた。
「これは珍しい…」
ルミエールが呟いた。
「珍しい?」
「ええ、この世界で1人しかいないと言われている猫族です」
「へぇー!オレそんな風に言われてんのかー!」
木の上から飛び降り4人に近づいた。
「さがってください」
クレールがアリシアに後ろに下がるように言う。
「やだなぁ、何もしないよ。ただ何してるのかなーって気になっただけじゃないか」
クレールは警戒したままだ。
「まあ、良いや。もうキミたちに構うの飽きちゃった。じゃあね!ちなみに猫族は森の中に村があるよ」
そう言って指を弾くと男の子は消えた。
「な、なんだったのかしら…」
アリシアは困惑していた。
それにしても、とアイスは続けた。
「派手な色してたわね…」
3人は首を縦に振った。
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