ディオ様のお世話係になりました

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 金髪の少年が馬車から降り立った。華奢な身体を包むのは立派な服だ。細い首の上に悪魔と見紛うような美しい顔が乗っている。

――ディオ・ブランドー

 意志の強そうな目がマリアを捉えた。薄い唇が弧を描き、彫刻のような顔が美しい笑みを浮かべる。
 けれどマリアは知っていた。彼の笑顔は常に偽りだ。

 こちらをまっすぐ見据える瞳が、まったく笑っていないのだから。
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