ディオ様のお世話係になりました
1
金髪の少年が馬車から降り立った。華奢な身体を包むのは立派な服だ。細い首の上に悪魔と見紛うような美しい顔が乗っている。
――ディオ・ブランドー
意志の強そうな目がマリアを捉えた。薄い唇が弧を描き、彫刻のような顔が美しい笑みを浮かべる。
けれどマリアは知っていた。彼の笑顔は常に偽りだ。
こちらをまっすぐ見据える瞳が、まったく笑っていないのだから。
[
*前
]- 1 - [
次#
]
[
しおりを挟む
]
目次
戻る
STARCHILD