平和に行きましょう。

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堅 香子
一個人で、血を吸うと急成長する未知の種の研究及び品種改良するくらいには倫理観がぶっ飛び、頭脳がずば抜けている人間。植物関連なら割となんでもやるカルデアの研究職員
しかし人間の身でありながら脚が異様に速い。普通の馬よりも速い。何故研究職なのかカルデア七不思議(百越え)になるレベルでおかしい。サーヴァントともいい勝負が出来る辺り本当におかしい


山桜桃 梅ちゃん
それなりに名の通った呪術師の家系。母親が海外出身の呪術師で、特殊かつ門外不出の呪具(自己保護の創造)を受け継いでいる
単独では支援特化型の三級だが、術式で召喚し受肉してしまった森くんがあまりにも戦闘向きかつ凶暴だった為無理やり準1級にまで昇格する羽目になった
強制的解除(殺害)のできない縛りを結ばされた挙句、殺された夫の前で犯されたり人生が踏んだり蹴ったり
本人は「よくよく考えたら夫より遥かに大切にしてくれる意思はあるので、別にいいかもしれない」と若干ストックホルム症候群を発症している

森くん
鬼と称され呪われた特級呪霊扱いの英霊。契約者の梅が生前懸想(執着)した女と顔が瓜二つかつ同名であった為、前世からの生まれ変わりと疑わない
梅と交わした(交わさせた)縛りは森側は「許しがない限り誰も殺さない」。梅側は「残りの生涯を添い遂げる(実質の契約解除不可)」
ただし殺さないだけで半殺しや四肢損壊はやるし、乙骨とリカカップルと違って完全に言う事を聞く訳でもない。更に言うとこの縛りが出来たのは梅の夫及び父兄達を皆殺しにして梅を強姦してからなので全くもって遅い
梅を生前執着した女性と重ね合わせ強姦する一方で主人として「御前様」と呼び従う無茶苦茶な態度を取る




 夫を殺す、という当初の目的は叶った。
 輪切りになった肉塊と零れた臓物が異臭を放つ。そして畳に、柱に、人間1人分の血液と体液が染み渡る部屋の中で、己が招来した怨霊に殺されるらしい。
 夫を呪った代償としては妥当な結果だろう。如何に梅が被害者だったとして、人一人分の命を殺意でもって摘み取ったのだから。
「……殺すなら早く殺して」
「はぁ?何で御前様殺さなきゃならねえんだよ」
 様子が、おかしい。体を組み敷く怨霊は意思疎通が可能で、明らかに人間の形を取り、特級呪霊であることは間違いない。更に怨霊は「残りの人生を寄越せ」と言った。要は殺すのだろうと考えていたが、向こうの思惑は少々異なるらしい。
「今生でもまた嫁いでたのは残念だったけどよ。あんたの命令で夫をぶち殺したし、褒美はあんたの残りの生涯だ。要はこれでオレ達は晴れて夫婦になれるな!」
「は?」









































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