彼と私
鬼灯様 >>
私が世界一大好きな殿方。
4000年以上の時を生きる鬼神。
閻魔大王第一補佐官として地獄で働いています。
剛毅果断でドS。
常識人かと思いきや、誰より突飛なことを言い出します。
好き>>穀類、酒、金魚草、動物
嫌い>>辛いもの、甘すぎるもの
ひなた >>
1000年ほど生きている鬼女。
500年ほど前に鬼灯様が勤める閻魔庁に就職しました。
平の獄卒ですが鬼灯様の計らい(職権乱用ともいいます)で、現在は彼専任の秘書のような真似事もしています。
趣味でバイオリンを弾きます。
最近ピアノも練習中。
好き>>和風のもの、読書、猫
嫌い>>きのこ、勉強
出逢い
500年前、閻魔庁に就職が決まった私の初出勤日のことです。
裁判の判決に納得のいかない亡者が裁判所から逃亡。
ものすごい勢いで走ってくる亡者と対面した私は、勢いに押され咄嗟に亡者を投げ飛ばしました。
亡者を追ってきた鬼灯様に「見事な投げ技ですね」と声をかけて頂きました。
それ以降なにかと目をかけて頂いているうちに恋心が芽生え、玉砕覚悟の告白を迷っている時に彼から思いを告げられました。
…と、彼が私を認識してくれたのがこの一連の出来事になります。
ですが、実は私はずっと前から彼のことを知っていました。
というのも、彼は地獄ではとても有名な方で、私が幼少の頃からあの世のために活躍されていたため彼の顔と名を知っていたのです。
彼のことを初めて見たのは所謂小学校時代でした。
地獄のお仕事を見学する行事があり、その時にたまたますれ違った彼に「なんて綺麗な鬼なのだろう」と目を奪われました。
今にして思えば初恋だったのかもしれません。
閻魔庁への就職が決まった時は、下心がなかったとも言えません。もしかしたら彼に会えるかも…と淡い期待を抱いていました。
そんな風に密かに憧れていた、高嶺の花どころか、雲の上の存在と言っても過言ではない彼の隣に今立っていられるなんて、人生何が起こるかわからないなあなんて、交際を開始した時には思ってしまったものです。
交際して500年が経過しました。
今も変わらず彼とは愛を育み続けています。
現在
8/17 入籍致しました。
彼はその昔人間でした。
ご両親の顔も知らず、物心ついた頃に孤児だった彼は生贄として捧げられ1度死んだのです。
鬼として生まれ変わったものの「家族」を知らない彼。
そんな彼が500年間共に居た私と家族になりたいと抱きしめながら伝えてくれたのです。
私でいいのか、私は彼を幸せにできるのか、とずっと悩み続けていました。
しかし、 ようやく彼に自分から想いを伝えることができました。
随分と彼のことを待たせてしまいました。
そのかわり、必ず彼のことを幸せにしてみせます。
そして私たちなりの幸せを大切にしながら共に歩んでいきたいと思います。
今まで見守ってきてくださった皆様、本当にありがとうございました!
最後に
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
私たちのことを少しでも知って頂けたなら幸いです。
今後も、彼ともどもよろしくお願いします。