あとがき

 このたびは、ハクジツをお読みいただきありがとうございました。

 御覧いただいた方々、拍手やメッセージにて応援くださった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。おかげさまで、完結まで書ききることができました。ありがとうございます。
 沖矢昴は作品中で一番の好きなキャラクターということもあり、一番最初に設定やお話は思いついたのですが、理想のハードルが高すぎて筆が進まないことも多く……連載の初期から追っていただいた方におきましては、半年以上お待たせしてしまい申し訳ございません。

 最初から最後まで、沖矢昴の正体を明かさないままに進みたい! という作者の我儘で、種明かしの前に終わらせていただきました。笑。
 読者の皆様には終始赤井の影がチラついていたことでしょうが、「私は知っているぞ〜」とほくそ笑みながらお読みいただけますと幸いです。

 緋色の弾丸の公開も重なり、多くの方から沖矢さん恰好いい! と言っていただけて本当に嬉しく思います。沖矢さん、恰好いいんです! この世に沖矢さん夢がもっともっと増えますよう……。そればかりを切に願っております。

 オリジナルキャラクターであるユキにも、たくさんのお言葉ありがとうございました。
 作者の殆ど独りよがりな、メアリー・スー的なキャラクターであったにも関わらず、まるで生きているかのように彼女のことを想うコメントを沢山いただきました。皆様の優しさを感じます。

 人生で初めて書いたDC夢です。拙い面も多かったとは思いますが、皆さまのお時間を少しでも楽しいものにできましたら光栄です。

 最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
 またよろしければ、他の作品にてお会いできますと幸いです!

(2021/05/03 R)