お茶子ちゃんとあの子について
「レナちゃん、飯田くんから逃げてきたん?」
「おちゃこちゃん、レナのことナイショして」
共有スペースのソファに座って、ホッとひと息ついていると最近A組の新しい仲間に加わったレナちゃんがタタタと駆け寄ってきて私のお腹にダイブしてきた
アカン、なんで小さい子ってこんなに愛らしいんや…
私のお腹に手を回したまま顔を上げて私の顔を見つめてくるレナちゃんの頭を優しく撫でてあげると、すぐに顔を緩ませて口角が上がるレナちゃん
初めてハイツアライアンスに来た頃は借りてきた猫みたいに警戒心カンストしとったけど今ではゴロゴロと甘えてきてくれる
「見つけたぞ!レナくん!」
「うぉっ、飯田くん?!」
「げぇ…いんちょ」
「げぇ?!女性が汚い言葉を使うんじゃない」
「飯田くん、飯田くん。もうちょい声の音量を下げてくれると嬉しいなぁ…」
「む?すまない。麗日くん」
飯田くんの爆音に耳を塞いでちょっとうるさいアピールをしたら声量を下げてくれた。ありがたい
「で、飯田くんはレナちゃんに用事なん?」
「ああ、そうだ。寮内を走り回るレナくんに危ないと注意をしようと思ってねって居ないではないか!」
「せやね〜。飯田くんがうるさいから行ってしもうたよ…私の癒やし〜」
やかまし…ゲフン、正義感の塊である飯田くんの意識がレナちゃんから外れた瞬間にレナちゃんは自身の個性を使って瞬く間に居なくなっていた
お茶子ちゃんとあの子について
レナちゃん、どう見ても浮いてるんだよなぁ
レナちゃん、どう見ても浮いてるんだよなぁ