「んは、見つけた!」
『………………え?』
「んはは!めっちゃ驚いとるな、びっくりした?」
『えっ、いや、え?なん、え?』
いや、なに、え?混乱して言葉も出てきやしない。え、なんで、ここにみなとくん、?
そんな私を見て、いやー、探したなあと言いながら嬉しそうににやにやしたみなとくんは、次にこんなセリフを吐いた。
「ん゛んっ!……どうも、ご指名頂き、ありがとうございます。私、にじさんじ所属、新人ライバーのバーチャルホスト、不破湊と申します。」
『はっ、?え、どういう、』
私いつからドッキリ仕掛けられてるの?え?これ本当??
夢じゃない??
「んはは!言葉の通りよ。今回の新人ライバーに、俺もいるの」
『な、なんで……?』
どこでライバーをみつけた?なぜ私に隠していた?まさか、やりたいこと見つけたって、これのこと?
もう何も分からない。ずっと混乱している。
「まあこういうのもね、ありなのでは無いかと、思いまして。ええ。」
『いや、そうじゃなくて、』
いつから、ライバーをやってる事がバレていた?というか、知ってからライバーになろうとしたのか?それすら分からない。
「あ、〇〇ちゃんがライバーをやってるのは、初めて電話した時の1〜2週間後くらい、だったかなあと」
『…全然前じゃん!!!!』
全然知ってるじゃん……!!
というか、あの時の電話で私言おうとしてたのに……!
「んは、まあそれで、〇〇ちゃん、おれがライバーなったら、どんな顔するんやろって」
思ったら、やりたくなっちゃっちゃ!んはは! とかふざけてるにも、程があるのでは?
嫌とかそういう、怒ってるとかそういうんじゃなくて、ただただ意味がわからなさすぎて。
そんな、私一言も、そんなの、
『そんなの聞いてないって!!』
その言葉に、嬉しそうな、イタズラが成功した子供みたいな顔をして、みなとくんは笑った。
「これからよろしくね、〇〇先輩♡」