novel top
「動くな、警察だ!灰谷蘭、午後15時43分、お前を逮捕する!!」
「…マジで?」
「動くな!撃つぞ!!」
「いや、撃つぞ!!じゃねぇんだわ。この状況みて他に言うことあんだろ?」
「…明るいうちから盛んだな!」
「そうじゃねぇだろ。頭イッてんのか?」
「はぁ!?反社に言われたくないわ!こんのヤク中粗チンサン⚫オカラー野郎が!!」
「めちゃくちゃ口悪いじゃんこのサツ。1の言葉に100で返してくんじゃん」
『ミョウジ巡査長、落ち着きましょう。とりあえず灰谷蘭を女性から引き剥がすのが先決かと』
「たしかに。灰谷蘭、お前に10秒やる。さっさと抜いて服を着て床に伏せろ!」
「10秒じゃせいぜい抜くので精一杯なんだよなぁ。女船長でも40秒はくれたぜ?」
「文句言うな!撃つぞ!!」
「もはやただの殺し屋じゃん…てかなんでヤッてる時にのり込んでくるんだよ。タイミング考えろよ」
「乗り込んだらセックス中とかこっちも予想外だし、反社の情事に配慮してられるほどこっちも余裕ないんだわ」
「あっ!だめぇ〜。らんっ、ゆっくり抜いてぇ♡」

バンッ!

「喘ぐな反社、殺すぞ」
「こっわぁ…目据わってるじゃん」
確保!確保!!確保!!!
prevUnext