作戦会議をしましょ

ーー誰かの笑顔の為なら、めちゃくちゃ頑張れるんだよなあ。

あれから少し話を聞き、大体今の状況が分かってきた。恋雪ちゃん‪(本人からちゃん付け勝ち取りました!)‬がこの流魂街で目覚めたのは1週間くらい前、それにしてはこの霊圧知らないなあと内心首傾げていたら、父親と旦那さんを探して動き回っていたらしい。うーん、意外とアグレッシブ!可愛いだけじゃないとこいいね!父親は見付けられなかったけど、現世がたまに見える池で変わり果てた旦那さんを見付けて以来ずっとそこに居たらしい。…あれ、あそこって十番隊の見回り区域じゃないっけ、後で日番谷隊長に話しとかなきゃ。憔悴しきってる恋雪ちゃんを長老が見付けてそのまま連れて来たらしい、ナイス判断!


「…池で旦那さんを見掛けたのは大体何回くらいですか?」
「ええと………5回くらいです」
「へえ………恋雪ちゃんって本当に健気なんだね」
「…え?」
「あの池、あんまり見せてくれないからそういうの。きっと恋雪ちゃんの気持ちに応えてくれたんだろうね」


そう微笑みながら言えば、恋雪ちゃんはぽぽぽ、とほっぺを赤く染める。かわいいなあ〜〜〜〜〜!!?いやこれはゆーちゃんもハマるわ、本当に可愛いもん。なんなら私もハマった、本当に可愛い。ちょっとばかし、いや、かなり腕が鳴る仕事になりそうだ。任務の合間にこなせ………ないだろうなあ、鬼は日の光が苦手で夜しか動けないらしいし、鬼滅の刃の世界は地形もちゃんと広い。狛治こと猗窩座は強者との戦いを望む戦闘狂だ、親近感がとてもある。ただ、女とは戦ってくれないはず、これが1番ネックかもしれない。説得で通じるとは思えないし、一旦猗窩座に一目置かれなければ話にならない。


「…貯めに貯めた有給を使うタイミングかな」


1度出会えたらそこで何とかしないと、きっと猗窩座は私を避けるだろう。長引くのは非常に良くない。


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