紅茶部


「紅茶部。」
「うん、紅茶部。」
「紅茶……、部?」
「そう、紅茶部。」
「……分かった、後で行く。」


*


「あ〜、ん〜、あ〜。」
「……名前出てこないんだね、凛華です。」
「それ。えっちゃんが言ってたのって凛華だったんだ。ようこそ〜。」
「あれ?転科生さん?」
「あ〜えっと、Ra*bitsの?」
「はい、紫乃創です!どうぞ座って下さい!」


*


「英智いる地点で紅茶部はなしだと思ってるんだけど、どう思う?」
「どう、って……?」
「凛華〜、は〜くん困らせないでよ。」
「え、じゃあ私を困らせないために英智止めて。」
「それは無理〜。」


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