海洋生物部

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「転科生ちゃん。」

「ねぇ颯馬、私この人いるって聞いてないんだけど。」
「言っておらぬからな。」
「なんでだよ。これ一番言うべきことだから……。奏汰先輩と颯馬の究極に天使部だと思ったのに……。入部届けもう出したよどうしてくれるの。」
「羽風殿は滅多に顔を出さぬ故安心されよ。」
「いや無理だから。事実今いるから。」
「俺スルーで話さないでくれる〜？」


*


「颯馬、奏汰先輩は？」
「部長殿なら、恐らく噴水に居られるぞ。」
「そっか…。噴水行ってきまーす。」


*


「奏汰先輩。」
「おや、てんかせいさん。そうまからきいてますよ〜。ようこそ『かいようせいぶつぶ』へ〜、かんげいします。」
「ありがとうございます。活動日とかって決まってるんですか？」
「う〜ん？おさかなさんたちはまいにちおせわをしないといけないですけど……。そうまはまいにちかめさんのおせわをしにきてますけど、かおるはたまにしかきませんよ。」
「そうなんですか。」
「いつでもきてください、ぶしつにきたいとおもったひがかつどうびです。」
「……分かりました。」