体育

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「今世紀最大のミスをやらかしたよ。」
「凛華殿がミスなど珍しいな。如何された？事によっては手を貸そう。」
「いや、体育着忘れたって話だから颯馬にはどうもできないな。」
「……そうであるな。」
「隣のクラスから借りてくるか……。」


*


「サリ〜！！！」
「んー？」
「体育着貸してお願い！」
「いいぜ〜。」
「洗って返すから！」
「いや、俺らも午後からあるからいいって。」
「そう？ごめんねありがとう！！」


*


「え〜、##name5##なんで萌え袖じゃないの〜？」
「スバル、君は何を期待してるんだ。」
「女の子が男の服借りるっていうイベントには萌え袖が付き物でしょ？」
「私とサリ〜は2センチしか差ないから、ないよ。」
「う〜……、ガミさんとかオカマさんに借りてきてよ〜。」
「てか運動するのに萌え袖とか邪魔以外の何物でもないからね。」
「##name5##は運動得意だもんね〜。いつかあんずがするのを期待する〜。」
「それは私も期待する〜。」


*


「結城、俺とダブルス組まないか？」
「うわ〜珍しい、どういう風の吹きまわし？」
「あのアホコンビをちょっと黙らせたい。」
「あ〜、なるほど、オッケー。でも、テニスって経験の有無で結構差できるからウッキ〜いるのはチートだなぁ。」
「チート……？」
「さー、やろー！ウッキ〜、スバル、本気でやろう〜！」
「げ、##name5##とやるの〜？」
「げ、って何さ。げ、って。」