Please,Please...
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「なまえっ……俺っ、ごめ……」
「悟空っ」
こんな時に何て言えば悟空は笑ってくれるのか、解らなかったから悟空の言葉を遮った。
「体……、起こすの手伝ってよ」
「……うん」
ギシッと軋む体から剥き出しの痛み。悟空は俯いたままわたしの体に手を添えた。
「……なまえ……」
"ごめん"と、消え入りそうなか細い声の悟空に寂しくなる。
腹部に力を入れれば気絶してしまいそうな痛みに襲われたけど、悟空がわたしなんかの為にもっと痛みを感じてるんじゃないかと思うと、無意識の内に悟空に手を伸ばしていた。
悟空の頬に手を添えて見つめ合えば、勿論悟空の目には戸惑いの色。
ごめんね、わたしは気のきいた言葉すらかけてあげれないから。
「えっ、なまえっ……?」
だから、言葉にならない思いと一緒に、悟空を抱き締めて……受け止める。
自分の弱さ、不甲斐なさを、責めるんじゃなくて、受け止める。
「デザート一個で許したる」
置いてかないでよ。もう悟空がこんな顔をしないで済むくらいに、役に立てる様に頑張るから……。
「……なまえ……」
また、いつもの様に笑ってくれないかな。
「悟空、返事は?」
「…………うんっ!」
抱き締めていたから悟空の顔は見えないけど、遠慮がちに腕を回してきた悟空の顔が、どうかいつものあの眩しい笑顔であります様に……。
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