I always ...
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しかし、普段から彼の言われた事の半分も出来ないトレーニングなのに、今日は集中する事すらままならず、相当彼を苛立たせてしまった。
「何を考えているのか知らないが、やる気が無いのなら今日は終わりだ」
呆れたと言わんばかりのセフィロスは、そう告げると私に背を向ける。
「……ごめんなさい……」
「もういい。今日は自室で大人しくしていろ」
セフィロスはそう言って、いつもより足早にその流れる銀髪を揺らしトレーニングルームから出て行ってしまった。
超多忙を極める中、彼は自らの時間を割いてトレーニングに付き合ってくれているという事は解っている。けれど、やはり気を取られてしまうのだ。
彼等の未来が、すぐそこまで来ている。そう感じるほどに足が竦み、次に起こす自分の行動ひとつで更なる悲運が訪れる事にならないかと不安になる。
今の私にとって曖昧な選択ほど恐ろしいものは無いけれど、かと言ってのんびり構えている時間も無い。
結局のところ、私は異世界人なんだという境界線に甘んじて見ているだけなんではないのか。
まだ何も知らない彼等に、私は何をするべきなのか……。
私はその場から動く事が出来ず、以前向き合うと宣言した時の自分を奮い立たせようと唇を噛み締めた時、突然トレーニングルームの景色が変わった。
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