the Inferno
(2/6)
プルル……、プルル……。
「ジェネシスとなまえに繋がったか?」
「いや……」
先程から二人に電話しているが、未だ連絡は取れない。
なまえは部屋に居なかった故、二人は一緒に居るのだろう。
それが何故か苛立たしい。
「セフィロス、悪いが俺はザックスと訓練に行ってくる。頼んでいいか?」
「あぁ……」
アンジールを見送った後、俺はジェネシスの部屋ではなくなまえの部屋へ向かった。
ジェネシスの部屋をノックしても返事等返ってくる訳が無い。
するべき事は一つ。なまえの部屋からベランダを飛び越え、無防備に施錠を怠っている窓から侵入する。
久しぶりに足を踏み入れたジェネシスの部屋を見渡せば、案の定ベッドで抱き合う様に眠る二人の姿。
ゆっくりと歩み寄りシーツを捲るとジェネシスが目を開けた。
「……セフィロス、何の用だ?」
「何の用だとは穏やかじゃないな。再三携帯を鳴らしたというのに。……それに何でなまえがここにいる?」
無意識に声を荒げていたのだろうか。なまえは目を擦り体を起こした。
「……眠い」
「なまえ、何をしている?」
俺の声にビクッと反応し、一気に覚醒したなまえは顔を引きつり硬直している。
「セセセセフィロスっ!」
「死にたくなかったらさっさと準備して来い」
「はいっっっ!」
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