Blast
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ミーティングルームに入り、待ち構えていた統括に検査結果を渡すと、統括はマジマジとなまえを見つめる。
「……本当にこれ程までの魔晄を浴びたのか?」
およそ八時間という短時間に高濃度の魔晄を照射されたというのに、中毒症状はおろか、瞳にさえはっきりとした証は現れていない。
「信じられん……」
統括は検査結果となまえを眺めながらそう呟くと、そこに訪れた僅かな沈黙。
しかしそれを破ったのは異世界から来たなまえだった。
「あのー、こんな時に何なんですが……」
そう切り出し、遠慮がちにその場に居る皆の顔を見渡しているなまえ。そしてそんななまえに気付いたアンジールが助け船を出す。
「なまえ、どうした?」
「えっと…………お腹すいちゃったんだけど…」
そう言ってばつが悪いとばかりに首を窄めるなまえの台詞は、まるでその場の緊張感を解くかのようで、今まで張り詰めていた糸がプツリと途切れた。
「では俺が付き添おう」
そう言いながら朱いコートを翻すジェネシスに、この後に任務を控えているセフィロスは些か不満気に頷いた。
「……そうだな。今はなまえを独りにするべきではないからな」
「ではジェネシス、なまえを頼む。なまえはゆっくり食事をしてくるといい」
統括からも食事の許可を貰ったなまえはジェネシスと共に部屋を後にしていく。
そして表情を崩すことなくその姿を見送ったセフィロスを、アンジールは複雑な心境で見つめていた。
CONTINUE...
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