Groundless
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休むことさえ許されないジェネシスからの甘い口付け。それはなまえの恐怖心を確かに刺激した。
「んっ!待って……本当に、待って……っ!」
そうは言っても体は言うことを聞かない。シャツの上を滑るジェネシスの指は、なまえの思考を絡め取っていく。
「……あっ……んっ!」
ジェネシスの舌は下へ下へと這っていき、なまえの酷く敏感な場所に辿り着くと、そこを舌で包み、吸い上げ、その間に器用に取り去られた衣服はベッドの下に投げ捨てられた。
「……どういう……つもり?」
「見て解らないか?」
ジェネシスはそう妖しく笑い、舌だけではなく、ゆっくりと指をも下へと滑らせていく。それはとても優しくて、ゆっくりとなまえを開かせる様に。
「あっっ…んっっ!」
拒まなければ戻れなくなる。この世界の何物にも執着してはいけない。頑ななまでに何故かそう思ったなまえ。
「ジェネ……シスっ……っ!」
秘所の浅い部分に挿れられた長い指がゆるゆると中を掻き回していたと思えば、それは突然、奥深くに突き入れられ、そのジェネシスの指が思い思いに動き出すと、そんな思いとは裏腹になまえの身体は酷く悦んだ。
「あぁぁっ……んっ……!」
「もっと素直になった方がいいんじゃないか?」
ジェネシスは更に指を増やし羞恥な水音を響かせながら、より妖艶に笑った。
「やっ、んんっ……」
なまえは自分でも絶頂が近い事が解ったと同時に、ジェネシスを欲してしまっている自分にも気がついてしまった。
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