Knock Up

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見つめ合った次の瞬間、セフィロスの唇はなまえの首筋に押し付けられ、セフィロスはなまえの緩やかな膨らみにも指を這わす。


「今日は抵抗しないのか?」


うっすらと笑みを浮かべたセフィロスを真っ直ぐ見据え、なまえは静かに呟いた。



「……無意味だから」



無意味と解っていたから抵抗しなかった訳じゃない。だって、これはゲームだから。



どうって事無い。
最終的にクリアすればいいんだから。



「………つまらんな」



セフィロスはなまえの真意を読み取ったのか、苦痛に顔を歪めた。



それ程にしか思っていない……という事か。



酷く渇いた笑みを漏らし、目を合わせば凍らせてしまう様な目をなまえに向け、それならば、となまえを掻き乱し始めた。



「んんっ…っ!」



乱れ、狂い、果てた先にも残すことも出来ぬと言うのか。
それならば……。


「……啼き喚け」



せめて啼いてくれ。
でないと、壊すのを躊躇ってしまうだろう。



今まで知り得なかった破壊願望と焦燥感が、纏わりついて離れない。


CONTINUE...
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