愛しているから

(4/6)
久しぶりに唇を寄せ合って舌を絡めれば、自然と相手の求めるものが解るのは、この六年という歳月に培われたもの。



角度を変えて、お互いの舌を追うように繰り返される深く濃密な口付けは、水音に吐息と悩まし気なが混ざる。お互いに想いを馳せて、味気ない関係に彩りを添えるような、深く、長い口付け。


「んっ……カカシ……」


少しも離れてなるものかと、噛み付くように唇を弄び、久しぶりのなまえを何度も味わう。


指で背中をなぞれば素直に返ってくるなまえの反応が俺の自制心を粉々にしていき、出会った当初の恥じらいや抵抗は今では甘美な羞恥を知った悦びを求める様に、なまえは目を潤ませて俺を見上げた。


「そんな目で見ないでヨ。久しぶりなんだから止まらなくなるヨ?」


止める気なんて更々無い。なまえは俺と同じ様に思ってくれているのか、今更口で言うのは恥ずかしいでしょ?



だから体に聞いてあげる。だから体で伝えてあげる。


ずっとずっと愛してた。
ずっとずっと愛してる。



なまえが何か口にしようとしたが、俺は構わず唇を塞ぐ。

片手で頭を支えて舌を絡ませて吸い上げ、逆の手で首筋から鎖骨、そして柔らかな膨らみに指を滑らせ、服の上からでも解る蕾を弾けば、ビクッと体を捩らすなまえ。


徐々に首筋に舌を這わせ、邪魔だとばかりに服を取り払えばその白い肌には愛の証が咲いた。


「なまえ、愛してるから……」


今も変わらず……。


「カカシ、私も愛してる……」



それが合図となったのか、俺の理性が焼き切れるのはあっという間だった。
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