愛しているから
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里外任務を言い渡された時、カカシとの味気ない付き合いを見つめ直すいい機会だと思った。
最近じゃ一緒に居ても食事を共にするのは数える程。ましてや一緒に眠る事なんて思い出さないといけないくらい。
でも、そんな毎日にでも慣れてしまったのなら一度ちゃんと見つめ直してみた方がいいんじゃないかと、そう思った。
だけど、いざカカシと離れてみると見つめ直すどころか、帰りたくて帰りたくて仕方なかった。
独りで食べる食事も、広すぎるベッドも不自然で、一緒に居る時はこんな風に思わなかったのに、カカシが居ないという事だけが私の胸を締め付ける。
カカシ……、どんなに味気なくても、カカシが居るって事がどんなに幸せな事だったか。
長く長い3ヶ月間の任務を終えると、私は止まる事無くカカシの部屋に向かった。
ここに居ればカカシに会える。当たり前じゃなきゃ嫌だよ……。
片付けをしながらカカシの帰りを待っていると、知らぬ間に眠ってしまった私は、カカシの腕の中で心地良い目覚めを迎えた。
「カカ……シ……」
「なまえ、困るヨ……」
見上げたカカシは眉をひそめ、小さな声で呟いた。
「なまえが居るのが当たり前じゃなきゃ、困るんだヨ……」
「……本当だよね」
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