俺だけの

(3/3)
「俺だけに見せてくれるなまえが見たい」


胸元に顔を埋めて笑うなまえを抱き上げて、唇を重ねたままベッドへ下ろした。


「カカシ……?」


その困惑の中にも見え隠れする期待の表情に俺の独占欲は一つ満たされ、それと同時にその先を見たいという欲望が生まれる。


「なまえ、愛してるヨ」


再度重ねた唇の隙間から深く深く舌を入れると、遠慮がちになまえの舌が絡んでくる。それを吸い上げ、もっと絡ませれば、なまえの顔にはしっかりと情への期待が浮かんでいる。


首筋に沿って舌を這わせながら柔らかな膨らみに触れると、それに合わせて顎を反らせて甘い声を漏らすなまえに愛しさが込み上げる。


「……んっ……カカシっ……」



満たされる毎に増える矛盾した欲求。



服を取り去り膨らみの先端を舌で転がしながらも、俺はなまえから目を離さない。色付いた先をゆっくりと舐め、時には激しく吸い上げて歯を立てる。

浮いた腰を引き寄せながら下へ下へと指先でなぞりながら探り当てた秘部は、滑らかに俺の指を迎えてくれた。



「ぁぁ……んん……っ!」



火照った体を捩らせて、甘い吐息と甘い声を漏らすなまえに満たされていくが、それはすぐに次への欲が溢れてしまい、きっと永遠に満たされることなんて無いのかもしれないと思う。


なまえを愛している限り、俺はずっとなまえを独り占めしていたいんだ。


壊れないように、壊さないように、溢れ出す愛しさと欲望を貫くように繋がっていたいなんて、きっと綺麗事なんだと思う。

本当は、ただ求めるがまま、俺の事だけしか考えられなくなるほど突き上げて壊してしまいたいんだ。


俺の子供じみた独占欲を全部流し込んで、それでもぐちゃぐちゃになるまで抱いていたい。


「カカシ……っ……ぁぁっ……」


溢れる泉の中の小さな蕾を擦るたび、中をトロトロにしながら俺を誘う。ヒクついた肉唇は、中を掻き回すたびに咥え込んで離さない。淫らな水音が響き、溢れ、なまえの悶える姿に俺自身は今にも飛び出してしまいそうだ。


「なまえ、愛してる」

「カカシ……私も……あぁぁっっ……!」



なまえの小さな手に指を絡めて、その小さな体から伝わる温もりを感じながら、零れ落ちそうな程の愛を全てなまえの中へと注ぎ込む。


溢れる愛液の中を何度も突いて、より甘さを増したなまえの声に、我慢の限界がすぐそこまで来ている。それでもより深く突き上げ、なまえが果てた瞬間を見てやっと満たされる。

それでも尚も湧き上がる独占欲を貫いて、全てを注ぎ込んだ後、俺だけのなまえを抱き締めた。


愛しくて愛しくて、傍に居るだけで気持ちが溢れて止まらない。


「俺、なまえを愛し過ぎかな?」


抱き合ったまま俺がそう呟くと、なまえは俺の腕の中でこう言った。


「まだまだだ〜よ」


その時なまえが見せた、柔らかくふわっとした笑顔は、紛れもない俺だけに見せるとびきりの笑顔だった。


END
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