復讐を誓った日

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私は急いでカカシの後を追う。


「ったくカカシめっ!マジで何処よっ!」


キョロキョロと辺りを見回していると、遠くにカカシとゲンマの姿が見え、私は全速力で向かって行った。


「カカシっ!待てっ!」


日頃の運動不足により、思った程スピードに乗らない私の走りでも息絶え絶えだ。それでも何とかカカシに近付いたが、時既に遅し。


「ゲンマ、これ見てヨ」

「おっ、すっげー美人じゃん。これ誰だよ?」


私は必死にカカシから写真を取り上げようと試みたが、カカシが腕を頭上に掲げたためにサラリと交わされた。


「ゲンマ、よーく見てみなヨ」


背の高さを良いことに、私の頭の上でゲンマが写真をジッと見つめ、カカシはチラチラと私に視線を落としながらニヤけている。


「ってか誰だよ!解んねぇから教えろよ」


解らないのかよっ!
かなり失礼だぞ!


「ヒントは、ゲンマも知ってる人だヨ」


するとゲンマはまさか!という表情で私を見やり、カカシが妖しい笑みで答えた。


「ゲンマ大正解ー!」


口を開けたまま呆然としていたゲンマがたどたどしく話し出す。


「お、お前、馬子にも衣装って次元じゃねぇぞ……」


ごめんなさい。
殴ってもいいですか?



私はうなだれて地面に膝をついた。
穴があったら入りたい……。



ああ神様。
自分で穴を掘りますからスコップを下さい。

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