黒い影
(2/8)
それは、カカシと仲直りしてから数日後のある日。
私が窓の方に何気なく視線をやると、カーテンに隠れ、黒い影がチラついている……。
やばいよ、まじでやばいよ。緊急事態だ。急いでカカシを呼びに行かないと……。
私の部屋に突如として現れた奴。気付かれてなるものか。背を向けたら最期、あいつはきっと襲い掛かってくる。
ゆっくり後退し、後ろ手でドアを開け、あいつに気付かれないように閉める。そして……。
一目散にクローゼットへ身を投げた。
「カカシっ!助けて!」
顔面蒼白で叫んでみるも、カカシの姿は無い。
こんな時に限って任務?
どうしよう。自分の部屋には戻れない。しかし、こうしてる間にもあいつはきっと好き放題に荒らしている筈だ。
一刻の猶予は無い。
しかし頼めるのはカカシかゲンマだけだ。
……二人を探しに行っとく?
思い立ったら即行動!
私は勢い良くカカシの部屋を飛び出した。
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