黒い影

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それは、カカシと仲直りしてから数日後のある日。


私が窓の方に何気なく視線をやると、カーテンに隠れ、黒い影がチラついている……。



やばいよ、まじでやばいよ。緊急事態だ。急いでカカシを呼びに行かないと……。



私の部屋に突如として現れた奴。気付かれてなるものか。背を向けたら最期、あいつはきっと襲い掛かってくる。


ゆっくり後退し、後ろ手でドアを開け、あいつに気付かれないように閉める。そして……。


一目散にクローゼットへ身を投げた。



「カカシっ!助けて!」


顔面蒼白で叫んでみるも、カカシの姿は無い。


こんな時に限って任務?
どうしよう。自分の部屋には戻れない。しかし、こうしてる間にもあいつはきっと好き放題に荒らしている筈だ。



一刻の猶予は無い。
しかし頼めるのはカカシかゲンマだけだ。



……二人を探しに行っとく?



思い立ったら即行動!

私は勢い良くカカシの部屋を飛び出した。

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