それはドッキリじゃない

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クローゼットが封鎖されずに済んだのは、なまえが頑張ってくれたから。



俺は何にもしてあげられなかったし、かと言って何か出来た訳でも無いんだけど……。



研究室から帰ってきて、次の日の任務の帰りに偶然見つけた。



一目見て思ったんだ。

俺はもうなまえを手離さないと決めたあの時から。

それが俺の我が儘でも、俺はなまえとそう在りたいと。



そう思ったんだ。



けど、いざ買ったはいいが、中々渡す機会が無くてゲンマに相談したら、事が大きくなっちゃったけど。



隣でなまえが笑っているから、俺の気持ちは伝わっているのかな。



なまえは何度もリングを見ては綺麗だと言うけど、俺にはなまえの瞳にうっすらと光る涙の方が何倍も綺麗に見えた。




一緒に居たいと願うのでは無くて、なまえと一緒で在るのだと、なまえに伝わっています様に……。

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