写輪眼≠必殺技

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ピンポーンー…。


「お邪魔しまぁす!」


来訪者は同じマンションに住む友人のトモ。


トモは来週義弟の結婚式に出席する際、着ていく服を私に借りに来た。


でもそれはきっと、カカシの事を聞きに来たついでだという事は明らかで、リビングにつくと同時に質問を浴びせてきた。


「ねぇ、この間の人は?今日は来てないの?付き合ってんでしょ?格好良かったもんねぇ。やっとアンタも吹っ切れたんだねぇー」


どう話せばいいのやら。いやその前に落ち着こうよ……。


私は当たり障りのない返答をしていたが、余りにもトモの質問責めにウンザリ気味で、


「先にドレス探してくるよ」

と逃げモード……。


そそくさとクローゼットのある物置部屋へ向かう。


ドレスはこの前クリーニングに出しておいたから大丈夫。

後はバッグと装飾品ね……とぶつぶつ言いながら探しにかかる。


……どこに置いたっけ?


辺りを見回してもそれらしき物は無い。
するとクローゼットの上にいくつか箱があるのに気付いた。


絶対あの中のどれかだ!


背の低い私はクローゼットを開け、クローゼットの引き出し部分に足をかけ、一気にクローゼットの天井部分を掴む。


どんなもんだい!



その時だった……。



「へっ!?うわぁぁぁぁぁ!!」


「なまえー?」



遠くでトモの声が聞こえた……?

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