モテる男はお辛いですか?@

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「カカシさんのお知り合いなら是非ご一緒させて頂きたいわ」



この更紗姫は空気が読めないのか?


ほら見ろ、カカシとなまえの顔が引きつっているじゃねぇか……。



そんな俺の気苦労なんかお構い無しに更紗姫はなまえに興味津々だが、反対になまえは大人だった。



更紗姫に当たり障りの無い受け答えをし、嫌みともとれる質問にも熱くなったりしない。



「カカシさんとはどういうご関係で?」



しかし、更紗姫のこの発言によってテーブルの下でなまえの拳に力が入った。



あぁ、カカシは更紗姫になまえの事を言って無いのだろう。



「カカシとゲンマには度々お世話になってるんです」



仕方無い。任務なのだから自らの素性は隠すものだ。それはなまえも解っている。


だからカカシの名前だけじゃなく俺の名前も出したんだろう。



その時のカカシの顔も辛そうだった。



「あの、失礼を承知で伺ってもよろしいですか?」



更紗姫は俺となまえを交互に見やり尋ねた。



「お二人は親密なご関係なんですか?……見ていて羨ましいです」



そう言って頬を赤く染めカカシに視線をやる姿は、なまえの嫉妬心を煽るだけだ。



膝の上でさらに力が込められるなまえの拳にそっと触れ、なまえに声を掛ける。



「なまえ、もう遅いしそろそろ帰るぞ」




幾ら大名の娘だからってこれじゃあなまえがあんまりだ……。

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