ドキドキとキス
(7/7)
「なまえ、それ、すっごくドキドキする」
「じゃあ、もっとドキドキさせてあげなきゃ」
カカシはなまえの言葉に微笑み返し、またキスを交わしてなまえの服をゆっくり取り去っていく。
そのカカシの動きに合わせて微かに軋むスプリング音が、口付けの合間に漏れる吐息と重なった頃になまえは呟いた。
「どうしよう……。力が入らない……」
その時なまえの右腕の傷跡が目に入ったカカシは、そこへそっと唇を寄せる。
「それはこれのせい?」
「解ってるくせに……」
いつの間にか唇がまた重なると、なまえはカカシの背中に腕を回しながらまた呟く。
「離したくないのに……」
「大丈夫。ちゃんと支えててあげる」
カカシはなまえの身体を強く引き寄せ、なまえと愛しさを力一杯抱き締めた。
「俺が離したりしないから」
愛しい人の温もりと、確かめ合った愛の数だけのドキドキとキスを敷き詰めた、十日ぶりの二人のベッドの上。なまえはそこで感じる愛しさにただ身を預ける。
そしてカカシは、なまえが自分の鼓動さえ聞き逃さないようにと、しっかりと抱き締め愛していった。
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