ドキドキとキス

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それから唇を私の耳元へ近づけ、優しい声で囁く。


「どう?もっとドキドキした?」


甘い甘いその声は、ドキドキと言うより寧ろ……。


「ゾクゾクした」



鼻先を重ねてそう答えれば、カカシの舌が妖しく覗く。


「それは残念……」


そう言い終わると同時に、今度は深い口付けを交わし、体中に熱が籠もってくるのが解る。


「じゃあ……もっとドキドキさせてあげなきゃ」


「ここで?それとも……」


「勿論ベッドで」



キスをしたままカカシは私を抱き上げたから、私はカカシの首に腕を回した。




ベッドまで、ずっとずっとキスしたまま、ずっとずっとドキドキしてて、少しでも離れたら泣いてしまいそうなくらいに愛しい。




心地良い浮遊感とこのキスで、私はもう夢心地。



「んっ……好き……」




ベッドに降ろされた時に離れた唇から、無意識の内に言葉が漏れた。

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