穏やかな朝に

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翌朝、乱れたシーツの上で、開けっ放しのカーテンからの日差しは心地良い気怠さを照らしていた。


隣にはカカシがシーツにくるまったまま。

カカシの寝顔はこんなにも無防備だと言うのに、里のエリートなんだよね。


私は苦笑しつつもそんなカカシの顔を間近で見つめる。


カカシが愛しくて仕方ない。






安心して左側を預けられる人も、笑って私の左側に立ってくれる人も、カカシしか居ないと思ったの。


信じられない出会いから信じられない程の愛を育んだら、それは次第に信じられるただ一つのモノになっていったから。



だからカカシを好きな自分の気持ちを信じてこの場所を選んだの。




「ん……なまえ?」


ねぇ、解ってる?
私がどんなにカカシを思ってるか。


「おはよう、女泣かせなカカシくん」


そんな穏やかな一日の始まりが幸せなの。

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