穏やかな朝に

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部屋はなまえの吐息と、お互いの熱に包まれている。唇から覗く舌に吸い付き、繋がる瞬間を今か今かと溢れる水音に煽られる。それでもまだだと言わんばかりになまえの中に指を挿して掻き回す。


「あ、もう……や、ぁぁ……っ!」



大きく身を捩らせたなまえは、肩を上下させて目を潤ませているが、俺は俺自身をあてがった。



「はぁ……ちょっ……と待っ……」

「待たないヨ」



いつも強気ななまえには、この位で丁度いい。気が変わっちゃったら大変でしょ?



「あっ、カカシ……っ!」


溢れる愛液は俺の動きを急かすように、ただ止めどなく溢れ、そして零れると、俺はもうなまえから目を背けられない。



「あっ……もう、無理……」


突き上げる毎に募る思いは苦しくて、もう壊さずにはいられない。端から見れば獣のようなその姿は、俺をドロドロに蕩かしていく。



「なまえ、愛してる」

「私も、愛し……てるっ……!」


無我夢中で力任せに腰を打ち付け、声にもならないなまえの声に、俺は更に熱くなる。グリグリと擦り付け、奥を突き上げ、思うがままに貫いた。


愛してると何度も言って、俺自身で何度もイって、言葉だけじゃ伝え切れないこの気持ちを貫かせて欲しいんだ。



二人で溢れた思いを注ぎ合って、疲れ果てるまで抱き締め合って、それから腕の中で眠ればいい。

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