私は幸せです

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しかし、勢いよく飛び出し過ぎた為に着地に失敗した私は、両手両膝を思いっきり打ち付けてしまう。


「どわっ!!痛っ……」



鈍い痛みに見舞われたが、それでも逃げる事を諦めずに顔を上げたその時………!



「お嬢ちゃん大丈夫か?怪我はないかの?」



ででで出たぁぁぁっ!



私は反射的に飛び起き、裸足にもかかわらず全力で走った。


無理無理無理っ!あの顔のメイク何!?間近で見るとめっちゃ恐いしっ!


ただひたすら走っていると、それはそれは日々の運動不足のせいですぐに息が上がってくる。


もう止まってもいいかな?あの不審者、何気にじいさんっぽかったし、幾ら何でもじいさんに追い付かれる訳ないよね?



しかし念のためと思いふと振り返る……。



「のぉぉぉっ!」


───ドサッ。


私は驚愕したあまりに尻餅をついた。



「何じゃ、もう逃げるのはお終いか?」



豪快な笑い声を上げて近付いてくるじいさんを前に、終わった…と直感したまさにその時。視界の隅に見知ったオレンジ少年。


「ナ、ナルトっ!助けてー!」



「ん?なまえねぇちゃん?……とエロ仙人!?」



エロ、エロ仙人?やっぱり変質者かっ!!

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