私は幸せです

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ナルトがこちらへ走り寄って来ると、エロ仙人と呼ばれた変質者は逃げもせずにナルトに声をかけた。



「おうナルト。元気にしとるか?」



……とりあえずこの時点でおかしいよね。



「ナルト、あの………お知り合い……?」



恐る恐る尋ねた私にナルトの口から告げられる衝撃の事実。



「こう見えてもエロ仙人はすげーんだってばよっ!……でもこんな所で何してんだ?」


「いやぁ、カカシとゲンマに呼ばれて来たんじゃがのぉ」



そう言ってチラッと私を見て笑うじいさん。


「ナルト……、あの、確認の為に聞くんだけどさ………。このじいさんって"自来也"?」



私はナルトに耳打ちをして尋ねると、予想通りの答えが返ってくる。

……この人がカカシのカリスマ的存在。『イチャイチャパラダイス』の著者、自来也………。



あは、はは……。

最早渇いた笑いしか出て来ない。この歌舞伎面のじいさんに仕事を頼むって?

軽く眩暈を覚えた私を、じいさんはニヤリと笑い、次にじいさんは私の肩をがっしりと掴んだ。


「ま、話は茶でも飲みながらゆっくりしょうかの」



そう言い終わると同時にじいさんは私を担ぎ上げ、豪快な笑い声を上げる。


「……うぉわっ!何すんの!じいさんっ!」


「しっかり掴まっとれ」


あーこれが拉致られるって言うんだね、きっと。



そう思って一瞬目を瞑ったが、その僅かの間で連れられてきた場所は………カカシの部屋?

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