確かなる愛
彼女の部屋は、壁という壁に彼がいた。
ポスター、タペストリー、等身大パネル。
そして、棚にはあらゆるサイズのフィギュア。
彼女にとって、彼はただの漫画のキャラクターではなかった。
彼女の人生のすべてであり、最も愛する存在だった。
今日もまた、夜の帳が下りる部屋で、彼女は彼との愛を確かめる儀式を始める。
ベッドに横たわり、最もお気に入りの彼のフィギュアを手に取った。
精巧な造形の彼の姿は、まるでそこに彼がいるかのように錯覚させる。
彼女は、そのフィギュアを抱きしめ、頬を擦り寄せ、心の中で彼への愛を囁いた。
彼女のもう一方の手が、ゆっくりと自分の胸元へと滑り、彼の視線を感じながら、胸の突起をいじり始めた。
彼は、いつでも見守ってくれる。
その背徳的な興奮が、彼女の身体を熱くしていく。
彼女は、下着の布地の上から、下腹部のくぼみに沿って、指をゆっくりと滑らせた。
彼のフィギュアを胸に抱きながら、まるで彼に触れられているかのように、甘い痛みに顔を歪ませる。
やがて、彼女の指先は下着をずらし、蜜を湛え始めた一番敏感な場所に、直接触れた。
そして、彼女は、手の中の彼のフィギュアを、その熱を帯びた場所に当てた。
彼の顔は、快感に歪む彼女を見つめている。
彼の冷たい頭部が、熱を帯びた彼女の肌の上で、ゆっくりと、しかし執拗に擦られ、やがて、指では満たせない深い快感へと彼女を誘っていく。
「…んっ…ぁあ…っ」
彼女の口から、官能的な吐息が漏れた。
蜜が溢れ、彼のフィギュアの頭部を濡らしていく。
その光景が、彼女の興奮をさらに煽った。
彼女は、一度フィギュアを離すと、彼の頭部についた蜜を指でなぞり、ゆっくりと唇に運んだ。
そして、再びフィギュアを手に取り、今度は、少しだけ、その冷たい頭部を、温かな蜜の奥へと挿し込む。
一度、そしてもう一度。
リズムを刻みながらなんども執拗に引いては挿し込む。
内側からじわじわと湧き上がってくる快感に、全身の毛穴がひらくような、ゾクゾクする感覚に襲われた。
身体の中心から熱が広がり、指先まで痺れるような感覚が、彼女を支配していく。
内側から突き上げるような快感に、彼女の身体は震え、足は小刻みに痙攣し始めた。
もう、彼との境界線はなかった。
快感は、やがて頂点に達し、彼女の身体から、熱い潮が噴き出した。
それは、彼のフィギュアの全身を濡らし、光の中でキラキラと輝いた。
彼女は、恍惚とした表情で、その濡れた彼のフィギュアを、愛おしそうに抱きしめた。
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