いつまでだって一緒だろ?
『玲央ちゃんは、いなくなったりしない?』
「いなくならないわよ。急にどうしたの?」
久々に見る彼女の悲しそうな顔。ふと彼女の手元に目を向ければ、アルバムがあった。あぁ、そういうことか。アルバムの写真には、すみれちゃんが大好きだった彼女のおばあちゃんが写っていた。
すみれちゃんはおばあちゃん子だった。おばあちゃんが亡くなったとき、ずっとおばあちゃんは元気になって戻ってくると信じていたすみれちゃんがずっと泣いていたのを覚えている。
『不安になったの、』
「そう」
少し離れたところに座って私は、読んでいた本を置いてすみれちゃんの隣に移動する。そして、彼女の手に自分の手を重ねる。
「大丈夫。私はずっと、貴女のそばにいるから」
『うん、』
「いつまでだって一緒よ?」
『ありがとう、玲央ちゃん』
彼女の目から大粒の涙がこぼれる。これだから私は、貴女から離れられないのよ。迷惑だなんて思ったこと一度もはない。いつもひとりで何でもかんでも背負って、悩んで、泣いて。少しは私のことを頼ってくれていいのに。
だって、
小さくて
可愛らしくて
泣き虫な貴女は
私の大切な幼馴染で
私の、世界で1番大切な女の子なんだから。
あの子と私
『玲央ちゃん、大好きー!』
「私も大好きよ!だから、泣き止んでちょうだい」
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