秘密の花園 1
『ねぇ、リドル。ホグワーツに入学するまで私と一緒に住まないかい?』
「え?」
私の突然の発言に、リドルはダンブルドア先生から受け取った教材リストの入った封筒を持ったまま固まった。先程のダンブルドア先生との会話では見せなかった子供らしい反応に、私は少しばかり安心する。寄りかかっていた扉から離れ、未だに動けないでいるリドルに視線を合わせるようにしゃがんで彼の反応を伺う。
ダンブルドア先生はまるで私がこうするであろうことが分かっていたかのように、特に何も言わずに私とリドルを見守っている。私は首を傾げているために落ちてくる髪を耳にかけ直しながらリドルの反応を待つ。分かりにくいが、どうやら彼なりに悩んでいるようだ。
しばらくのんびりとリドルの反応を待っていると、口を閉ざしていたリドルがゆっくりと口を開いた。
「貴女のところに行ったら、毎年ここに戻らなくてもいいんですか?」
『うん。リドルがここに戻りたいなら別だけど、』
怒られるかな、なんて思いながら私はリドルの髪にそっと手を伸ばす。
彼は拒否するわけでも、怒るわけでもなく、ただ一点を見つめて考えているようであった。
『リドル。今日、急いで答えを出さなくてもいいんだよ?じっくり考えてからでも、』
「いえ...行きます。貴女と一緒に住みます」
そう言って見上げてきたリドル。
私はこのとき、リドルの瞳にほんの少し
光が宿ったような気がした。
君の為にこの世界を変えてしまおう
「あの、貴女の名前は?」
『あぁ、自己紹介がまだだったね。私はリア。これからよろしくね、リドル』
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サブタイトル&作業BGM:【君の為にこの世界を変えてしまおう/GUMI】
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